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テンペストはテンペと違うの?

TEMPEST 2021.10.07

植物性食品を研究・開発に取り組む企業が保有するビジネスシーズ(事業の種)を発展させるため、フードテック・ベンチャー 米豆麦造り株式会社※1)と相互連携し、テンペストを販売。米豆麦造りの開発技術と当社のネットワークを融合させ販路の拡大を目指しています。

※1)フードテックベンチャーとは、食・テクノロジーを融合すること。

テンペ?テンペストどっち?

テンペとテンペストは異なります。まずは一般的に日本でも流通しているテンペについてご説明します。

テンペはインドネシアのジャワ島発祥の、大豆などをテンペ菌(ハイビスカスやバナナの葉に生息し、リゾプス菌とも呼ばれる)で発酵させた発酵食品です。

インドネシアでは、400年以上前から日常的に食べられてきた伝統的な国民食です。同じ大豆の発酵食品で「納豆」と比較されますが、テンペには納豆と異なり粘りや発酵臭も弱く、様々な料理に用いられるのが特徴です。

テンペストとは?ポイントは大豆の皮もまるごと使って発酵!

インドネシア発祥であり、ハイビスカスの葉に棲む微生物を大豆に付着させた発酵食品「テンペ」は大豆の皮を捨てる製造方法になります。

テンペストは前明治大学 加藤 英八郎講師が「皮ごと丸ごと使ったテンペ」の製造方法を考案し、その後に米豆麦造りの入海 健氏と加藤農園株式会社が改良を重ねて製品化した発酵食品になるため、流通している「テンペ」とは製造方法が異なるのです。

豆類(種子類)は一般には消化が悪いのですが、発酵させる事で消化吸収が良くなり、良質な植物性たんぱく源となる他、旨味成分、ビタミンB群、食物繊維、ミネラル、イソフラボン等を豊富に含んだ食品。

テンペストの美味しい調理法は?

まわりが「サクッ!」、中は「ホクっ!」、揚げる調理法がテンペストを美味しく食べられます。

豆腐マヨネーズ、サラダなどを使用した「テンペストバーガー」やエリンギ、マイタケなどを使用した「テンペストときのこのボロネーゼ」などアレンジ料理もできます。

テンペストカツ、フライドポテト風テンペストなど、お肉の代わりに馴染みのある豆腐とあわせてハンバーグを作るのも良いかもしれません。

例えば、テンペストの和風ハンバーグ、プラントベースボロネーゼなど
アレンジレシピのYouTube動画「Yumiko’s PLANT BASED KITCHEN」にて紹介していますので、ご視聴ください!

PLANT BASEDボロネーゼの作り方

【大豆】テンペストの和風ハンバーグ 簡単レシピ【プラントベース】

今後どのような販売先に提案をしていくのか

テンペストの販売対象は、あくまでも普段肉を口にしている顧客を想定しています。
一週間のうち一日は、お肉ではなく、植物由来の食事をすることで、より身体のことを考え、また少しでも地球環境を意識できれば、そんな想いを持っています。

例えば、アレルギーをお持ちのお子様への給食関係、消化を考えた高齢者向け施設など
テンペストはクセがなく、栄養価もあるのが特徴ですが、普段捨てられる大豆の皮も、テンペストは皮を捨てることなく、発酵させるため食品ロスにも多少なりとも貢献できると考えています。

直営店の大泉工場NISHIAZABUでもテンペストを販売しています!お立ち寄りの際は、ご購入できますので、ぜひとも宜しくお願いいたします。

FUTURE FUN FOOD TeamはテンペストやWO!POPCORN!も販売していますので、お気軽にお問合せください!